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ボランティアだけが社会貢献ではない

先日、某ボランティア団体の方が相談に来られた。
相談内容は、「そこから支払われる報酬に対する税金」について。

その団体では、市からの助成金や利用者からの会費で運営を行い、そこでボランティアとして働く方に報酬が支払われる。

ボランティアと言うからには「無償報酬」かと思いきや、

「私達は子供達のために活動をしている。社会貢献をしている。過酷な条件で働き、給料も少なく、働く人を募集をしてもなかなか集まらない。とても大変な思いをしている。それなのに税金が取られるのはおかしい」
と言う。

皆さんは、どう思われますか?
僕は彼らに税金の説明をする前に、こう言わせてもらいました。

「貴方達の活動はとても素晴らしい。立派な社会貢献です。でも、世のため人のために活動しているのはボランティア団体だけはありません。私達企業も同じです。私達企業は世のため人のために存在し、そうでない企業は潰れていきます。過酷な条件で働き、給料も少なく、求人を出しても集まらないのは企業も同じです。私達企業も立派な社会貢献をしているのです。大変なのは皆同じですよ」

これを理解してもらったうえで、

「ボランティア団体だろうが、企業だろうが、そこから報酬が支払われているのであれば税金を払うのは当然のことですよね?まして貴方達の団体には市からの助成金や会費を頂いていますしね」

と言う事で、皆様には正しい税金を納めて頂きました。

多くのボランティア団体では、そこで働く人たちの報酬に対する税金が申告漏れになっており、今後、税務署では全国一斉にボランティア団体への調査や指導を行っていくようです。

でもこれは当然のことだと僕は思います。
ボランティア団体が「隠れ蓑」になってはいけませんからね。

そして何より、ボランティアだけが社会貢献ではありませんから。

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Comment








ほんと、その通り。激しく同意です。
from. sikakenin / 2011/01/27 11:28 AM
(^-^)/ 私もその通りだと思います
from. M.O / 2011/01/28 12:43 PM
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