平成25年6月。
かねてから付き合いのある社長より『経営計画策定』の手伝いを頼まれました。
社長の並々ならぬ熱い想いと、今後の会社運営や社員育成への想いを聞き、どうせやるのならばと「幹部社員の参加(育成)」と「経営計画発表会の開催」を提案しました。
まず取り組んだのは、経営者・幹部全員への『マネジメント研修』
ドラッカー『マネジメント』を3時間で集中しポイントを押さえました。
これにより、マネジメントに対する共通認識・共通言語を整えました。
そして次に、「マーケティング実践」
得た情報(マネジメント)は実践により知識に変わります。
顧客が何を期待し、何に感動し、何に価値を持っているのか直接声を聞きにいってもらいました。
アンケートでは聞けない「本音」を聞いて、感じてもらいました。
次に、「予期せぬ成功」を集めてもらいました。
これにより、会社の強みや機会を知ることができます。
これらを常に繰り返していくことで、ミッション・ビジョン・顧客・価値・期待・満足・強み・貢献・戦略・計画などが固まっていきます。
ビジョンについては「ドリームマップ」を引用し、写真・絵・言葉・数字で誰もが見てわかるよう具現化していきました。
そんな4ヶ月間。
本当に色々ありました。
一時はどうなることかと思う事も多々ありました。
それらの苦難を乗り越え、いよいよ「経営計画発表会」当日となりました。
初めての試み。
ただならぬ雰囲気。
100名近いゲスト(取引先)の方々も、このような会は初めてのことで戸惑っていました。
社長の挨拶からの講話『会社の未来はお客様の言葉が決める』
まさに、マーケティングを実践し、イノベーションを行い、ここまでの大きな会社にしてきた社長です。
僕の尊敬する社長であり、経営者仲間でもあり、ライバルでもあります。
講話に続き『中期経営計画発表』が行われ(企業秘密)、銀行や取引先の方々の信用と信頼を掴みました。
そして、幹部を始め社員皆で考えてきた『顧客感動計画』を披露し、その計画を実行し顧客を感動させることを「決意」してもらいました。
自らが考え、自らが計画し、自らが発表したことで、もう後には引けませんね(^.^)
そして最後に、『激励講演』ということで僕が締めを飾らせて頂きました<(_ _)>
■マネジメントとは(顧客の創造・顧客感動・マーケティング・イノベーション)
■仕事の順序(must⇒can⇒want)
について話させて頂くと共に、これらを実践してきた社長と、これから実践していく社員の皆様に、心から「エール」を贈らせて頂きました。
社長の目にも涙、それにつられ司会者(社員)の涙、そして社員の涙。
熱く感動した本当に素晴らしい『経営計画発表会』でした。
その後は、懇親会にうつり
まっちゃんのマイクパフォーマンスで場は最高潮に盛り上がり
無事、終えることができました。
4ヶ月間、短いようで長く、長いようで短く、走馬灯のように思いだされました。
社員から「やって本当に良かった」「幹部として決心できた」「ヤル気になった」という言葉を聞け、無事に、そして大成功に終わったことを感じ、僕も涙が出てしまいました。
多くの時間と、多くの労力と、多くの費用がかかったと思います。
でも、この発表会の開催(道のりも含め)が、社員のモチベーションをあげ、ヤル気にさせ、決意させ、おまけに「やるべきことが決まっている(顧客感動計画)」ことで、きっと大きな『成果』につながると確信しています。
皆様、本当にお疲れ様でした。
とは言え、ここからが本番です。
またチェックしにいきますので頑張ってくださいね。