岩山直樹税理士事務所の1階は、誰もが気軽に相談できる『相談カフェ』
親としての「見極め」

小学校6年生の夏の話。

サッカーでコンビを組んでいたJ(※詳しくはこちらのブログで)が、サッカーの名門中学校「東海一中」に行くと言う。
当時まだJリーグも無く、サッカー日本代表など知る人ぞ知る、サッカーで飯が食えるなど考えられない時代に、Jは日本代表を夢見て名門中学に行くことを自ら決意し親にお願いした。

「一緒に行かない?」

と誘われるものの、
イマイチ踏ん切りがつかない僕。
とは言え、このまま進めば「サッカー部の無い富士中学校」に入ることになる。

そんな中、サッカー部のある近くの中学校に編入した先輩の親が、僕を養子にしたいという。
養子になれば、そこの中学に入ることができサッカーが続けられるからと。
いわゆるスカウトってやつ。

僕は迷いに迷った。

サッカーは続けたい・・・
でも、東海一中いくまで本気でもないし・・・
近場でできれば・・・
でも、養子って何か嫌だな・・・
でも、サッカーのない中学は最悪だ・・・

僕は何となく父にこう言った。
「サッカーのある中学校に行きたいかも・・・」

しかし父は、

「富士中に行きなさい。お前はそこまで本気ではない。しかも、それほどの実力を持っているわけでもない。行ったらきっと潰れる。駄目になる。サッカーがやりたいなら他の方法を探そう。サッカーだけでなく勉強も遊びもバランス良く楽しんだ方が良い。」

と言い放ち、
その言葉に何も言い返せず、
僕はサッカー部のない富士中に進んだ。
週1回の練習ではあるが、3年間トレセンに通いサッカーを続けた。
周りの仲間にどんどん追い越されながらも。

悔しくて悔しくて父を恨んだこともあった。

その後、高校でサッカー部に入り青春を楽しんだ。
社会人になっても仲間達とサッカーを楽しみ、
そして今、子供達とサッカーを楽しんでいる。

一方Jは、高校日本代表、そしてJリーグへ。
夢を叶えた。

僕は、あの時の父の言葉に、今はとても感謝している。
子供の希望も大切ではあるが、可能性は誰にでもあるかもしれないが、
親としての「見極め」も大切かと思う。
振り返り、そう思うようになっていった。


サッカーをやっている子供の進路について
同じように悩んでいる親に相談されると、
いつも父の言葉を思い出す。

本気スイッチが入ったとき、きっと自ら動き出す。
Jのように自ら道を決断する。
周りに何と言われようと。
そんなやつが夢を叶える。
進路など関係なく、誰もが、どこからでも、いつからでも、サッカー選手になれると信じている。
本気スイッチさえ入れば。

そんな話をする。
ときに熱く。

もちろん子供にも。

サッカーは目的ではなく、
人生を楽しく上手に生きるための手段。
サッカーも、勉強も、遊びも、バランス良く本気で楽しもう。

にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 富士情報へ
出産と育児 / comments(0) / trackbacks(0)
「本気スイッチ」入るかな?

挫折を乗り越えると人は強くなる。

子供達に今、大きな挫折が襲いかかった。
今まで味わったことのないような大きな挫折。
サッカーにおける大きな挫折。
とても苦しんでいる。

そしてこれは僕にとっても大きな挫折でもある。
だけど僕は知っている。

この挫折を乗り越えた時、子供達は大きく成長することを。

だから僕は、しっかりと見守る。
出来る限り最大限の協力をする。

挫折と悔しさこそが、
「本気スイッチ」を入れさせ、
甘えを戒め、行動を駆り立てる。

一度「本気スイッチ」の入れ方がわかると、
いつでも好きな時に入れることができる。
困難を困難と思わなくなる。
努力を努力と思わなくなる。
心が強くなる。

僕自身、挫折を乗り越えて今がある。
その姿勢を子供達も見ている。
だから心配はしていない。

きっと乗り越えられる。
親子で力を合わせて乗り切る。

いつの日か笑い話になるように。

本当の苦しみはここからだ。
一緒に頑張ろう。

いよいよ「本気スイッチ」が入る時かな?

にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 富士情報へ
出産と育児 / comments(0) / trackbacks(0)
子離れできない親は誰だ!

明日からルキルキ達は2泊3日のサッカーの遠征に出かけます。

小学4年生。
親元離れての初の2泊3日の旅。

知っている人は知っている(当たり前じゃん!)だろうが、
ウチは、夫婦二人三脚で双子の子育てをしてきた。
やることは全て二人で協力してやってきた。
どちらもパパであり、どちらもママである。

そう、母乳をあげる以外は・・・

今まで実家に1泊ぐらいはした事はあるが、
やはり淋しくなってしまうらしい。

親が・・・

今回は初の2泊3日。
明日金曜日の朝6時30分に送り出す。
そして二人は300km(?)離れた長野へ行く。
帰ってくるのは日曜日の夜中。

帰ってきたときのルキルキ達、
きっと、一回りも二回りも成長して
たくましくなってるんだろうな・・・

まっ、でも、

明後日は朝5時出発で長野まで見に行くんだけどね
こっそりと陰に隠れて

いつになったら子離れできるんだろうね?
まっ、当分は無理だろうけど・・・、

出来るうちに出来るだけ、「ベッタリ」を楽しみますよ。

にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 富士情報へ
出産と育児 / comments(2) / trackbacks(0)
抜けた下の歯は屋根に投げずに箱にしまいます。

昔はさ〜、下の歯が抜けたら屋根の上に投げたよね?

今日、あっ君(ウチの双子の子)の下の歯が抜けました。
もう何本目?

ちなみに下の写真は、抜けた歯を保存しておくもの。
昔ネットで見つけて、二つ(双子分)購入した。
何かあらゆやる物をとっておきたくて。

箱にしまいます

これが全部埋まったとき、二人は大人になるんだね・・・

悲しい・・・

タイムリミットまで、あと何年?
いやいや、あと何本?


★当ブログでの公開質問・公開相談はこちら
★マスターによる相談・レッスン・倶楽部はこちら
★マスターのいるブックカフェ学び家はこちら

Produced by
ブックカフェ学び家&岩山直樹税理士事務所
富士市石坂278-1/0545-22-6558

にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 富士情報へ
出産と育児 / comments(1) / trackbacks(0)
川+1の字はそろそろキツイかな?
ダブルベット+シングルペットに、4人で寝ています

パパとママの間に双子の二人。
「川の字」ならぬ、「川+1の字」で。

小さい頃は十分な広さだったけど、
さすがに9歳・4年生の男の子。

少々、いやいや結構キツイです

しかも寝相悪くて寝返り打つ度に蹴られるし。
サッカーの夢なんか見てた日にゃ、怖い怖い。

何でパパがシングルペットの半分で寝なきゃならないんだろ・・・

いつも半身で寝ています。
ベットから落ちそうです。
たまにゃ、上向いて清々と寝たいです。

なんて言ってたら先日のこと、

二人が悪さしたものだから子供部屋に寝かしつけました。
ベットは広い広い
清々と上向いて幅利かせて寝てみたものの、

さみしい

いつも居る人がいない。

いつもある温もりがない。

さみしい

と言う訳で、

二人とも反省したみたいだから一緒に寝てあげました

一体いつになったら子離れ出来るのだろう・・・、パパ。
困ったもんだ。

★当ブログでの公開質問・公開相談はこちら

★マスターによる相談・レッスン・倶楽部はこちら
★マスターのいるブックカフェ学び家はこちら

Produced by
ブックカフェ学び家&岩山直樹税理士事務所
富士市石坂278-1/0545-22-6558
にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 富士情報へ
出産と育児 / comments(0) / trackbacks(0)
床屋さんゴメンナサイです

今日もいつものようにお風呂で二人(双子)の髪の毛をカット

このかた9年5ヶ月、
一度も床屋にいったことのない二人。
床屋の「と」の字も知らない二人。

パパに髪の毛切ってもらうのが大好きだから。

好きだから?
面倒くさいだけ?
それとも怖いから?

まっ、いずれにせよ、床屋に行かれちゃ、
パパが淋しくなっちゃうよ

二人の髪の毛のクセや、つむじの位置も誰よりもよく知ってる。
カットの後のシャンプー&トリートメントも気持ち良いでしょ?
あと何年、切らせてもらえるんだろうね・・・

ちなみにパパもこのかた数年、床屋に行ったことはない。
理由は、

時間がもったいないから
うまく説明できないから
満足したことがないから

面倒くさいから

自分でカットしちゃいます。
なにせ手先の器用のパパですから、何だって出来ちゃいます

床屋さん、ゴメンナサイ!

にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 富士情報へ
ランキング参加中!クリック応援よろしく!

にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 富士情報へ
出産と育児 / comments(0) / trackbacks(0)
お風呂は最高のスキンシップ

9年前はパパがお風呂に入れてたのに
今はパパがお風呂に入れてもらってます

9歳の双子+パパじゃ、
さすがにお風呂も窮屈です
でも、

パパ一緒に入ろう〜

って言われりゃ、そりゃ〜、ね〜?
ハイ、喜んで!って、感じですよ。

ジャンケン大会
しりとり大会
クイズ大会
サッカーの話
人生の話

説教?

楽しいひと時であり
子供達にパパの想いや考え方を伝える
大切な場でもあります。

パパのように人生を楽しんでください

そのためには目標と計画と努力です。
今のうちから伝えていきたいと思ってます。

あと何年、一緒に入れるかな・・・
成長よ止まれ!

にほんブログ村 士業ブログ 税理士へにほんブログ村 子育てブログ 双子へ
ランキング参加中!応援クリックよろしく!

にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 富士情報へ
出産と育児 / comments(0) / trackbacks(0)
どっちがお兄ちゃん?
たわいもない一言。
ついつい聞いてしまう一言。
別に悪気もなく何となく言ってしまう一言。

双子をもつ親にとっては
あまり好きではない言葉ではないだろうか?
この質問をされたとき、僕はこう答えます。

さぁ?どっちだろう?二人ともかな?

それもそのはず。
双子で産まれてきて、
同じ日に産まれてきて、
どちらがお兄ちゃんって・・・

ないでしょ?

ウチの方針。

長男・次男はわけない。
意識させない。


なりたきゃ勝手になってくれて構わないけど・・・
だからって何を望むつもりもない。

二人には何もかも平等に接する。
二人には何もかも平等に与える。
二人には何もかも平等に遺す。

長男だからとか、次男だからとか、そんな差別はしない。
今も、これからも。
強いて言うなら・・・


お兄ちゃんは、俺だ!!


パパでもあり、
お兄ちゃんでもあり、
友達でもあり、
ライバルでもあり、
先輩でもありたい。

男と男の付き合いを、これからもしていこうではないか。
なっ、双子ちゃんよ。

にほんブログ村 士業ブログ 税理士へにほんブログ村 子育てブログ 双子へ
ランキング参加中!応援クリックよろしく!
にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 富士情報へ
出産と育児 / comments(0) / trackbacks(0)
双子のパパは双子のママ!?
双子が産まれ
母子ともに無事退院し
いよいよ育児が始まった

女房の母親は数年前に他界した。
僕は次男だから親に頼るつもりはない。
だから夫婦二人三脚での育児。

もうパパとママの境などない。
とにかくやるしかない。
何でもかんでもやるしかない

おしっこ・うんち・おふろ・ミルク・離乳食
だっこ・おんぶ・寝かしつけ・散歩・
おしゃぶり管理・布団管理?

でも、夜泣きには本当に苦労したね

一人が泣けばもう一人も起きちゃうし・・・
深夜に車に乗せてドライブしたり・・・
置くと起きるから一晩中抱っこしてたり・・・
一睡もできずゲロ吐きながら仕事行ったことも・・・
夜の担当決めたり・・・

僕が早起き得意なのは、ここで鍛えられたからかも

ま〜、とにかくやったよ。
やってやってやりまくったよ。
僕以上にやった人はそういないいだろう・・・ってくらい。

でもそんな僕が唯一できなかったこと、
唯一できず非常に悔しかったこと、
それは、

母乳をあげれなかったこと

なんで出ないんだ!!!!
俺はママだぞ!!!

でも吸われるのはちょっと・・・

なんて。
とにかく毎日が楽しい戦争だったね。
本当にあっと言う間だった。

そして一歳の誕生日を迎える前に
マイホームへ引っ越した。
これも産まれる前から決めていたこと。

育児は最高の環境で

周りを気にせず伸び伸びと(大声だして?)した環境での育児。
庭でのサッカー・プール・相撲・BBQ・・・様々な遊び。
マイホームは僕達の育児には必須条件でした。
家族と人生を楽しむための手段でした。

スクスク伸び伸び楽しく育ったと思います

2歳・3歳の誕生日も過ぎ、幼稚園に進むのですが、
ここでもまた数々のドラマと感動を二人からもらいました。
パパママも思いもよらなかった二人の可能性・・・
続きはまた今度。

にほんブログ村 士業ブログ 税理士へにほんブログ村 子育てブログ 双子へ
ランキング参加中!応援よろしく!
にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 富士情報へ
出産と育児 / comments(0) / trackbacks(0)
2000年ベイビー!は双子ちゃん
 すべてはここから始まったと言っても過言じゃ〜ないね、
僕の人生の楽しさは。

うちの場合は「2000年に女の子」という計画で「産み分け法」も色々と試したっけ。
逆立ちしたり・・・、まっ色々。

仕事中、女房から「妊娠した!」という電話が入り、次の言葉は

双子みたい・・・

そしてまた次の言葉は、

男の子の双子・・・

ぶっちゃけ、「!?」的な感じだったけど、
「まっ、それもそれで良いね〜♪」ってすぐに思えた。
なぜなら僕の心の奥底には「次男が欲しい・・・」という企みがあったから。
次男の要領の良さや未知なる可能性を自分自身がよく理解していたから。
自分自身が次男だから。

そして2000年の年末。
出産は大変なものでした。

予定日に陣痛が始まり、翌日10時、一人目が大きな泣き声とともに出てきた。

それからしばらくしても二人目の泣き声が聞こえない。
待てど、待てど、さらに待てど聞こえない。

昼も過ぎ、なんだか分娩室内で慌ただしい声や動きが・・・
そして、先生が出てきて言った言葉に愕然とした。

「胎盤が出てきてしまい二人目が出てこない。吸引しても出ないので帝王切開に切り替える。ただウチの病院では出来ないので今から救急車で運びます。時間が経っていて母子ともに非常に危険な状態にあります。」と。

え!?
おいおい!?
普通分娩で大丈夫って、先生言ったじゃん?
時間が経っているって、だったらもっと早く判断すれば良かったじゃん?

普段怒ることもない僕でも、さすがに怒ったね。

そんな訳で隣の市の総合病院まで救急車で搬送。
女房は諦めムード。
でも、お腹の中の子のためにも必死で酸素吸うよう声掛けて。
到着後、緊急手術の前に医師から言われた言葉に、またまた愕然。

「母子ともに非常に危険な状態ですので覚悟しておいてください。緊急ですので大量に出血した場合には輸血を行います。それにより様々な病気に感染することもあります。そしてお腹の中の子ですが、酸欠状態にあるので産まれてきても障害が残る可能性があります。これらを了解のうえで手術をするようであればサインしてください。」と。

え!?
おいおい!?
そんな淡々と・・・
しかもサインって・・・
でも手術するしか仕方ないしね・・・

そして緊急帝王切開の手術が行われた。
神頼みなんてあまりしない僕でも、さすがに今回ばかりは頼んだね。
ずるいかも知れないけど。

手術が終わり、まず先生のところへ。

手術は大成功とのこと。
輸血もせず、母子ともに無事。
障害の可能性もとりあえずは大丈夫とのこと。

女房に「本当に御苦労さん」と。
二人目の我が子、抱きしめてあげたいけど箱の中。
そして、一人最初の病院に残された一人目の我が子に会いに。

その日は、自宅で一人ぼっちの切ない夜を過ごしました。
僕だけでなく、家族みんながそれぞれの場所で一人ぼっち。
この日が最後の一人ぼっち。

これからの事を色々考え、決心をした夜でした。

そんな訳で、ま〜無事出産したわけだけど、
ここから本当の「子育て」が始まっていくんだよね〜
続きはまた今度。

にほんブログ村 士業ブログ 税理士へにほんブログ村 子育てブログ 双子へ
ランキング参加中!応援よろしく!
にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 富士情報へ
出産と育児 / comments(0) / trackbacks(0)